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〒444-1154 愛知県安城市桜井町咽首187-1
不登校はその症状などによって、いくつかの種類に分けることができます。
ここでは、当オフィスの臨床経験による独自のタイプ分けをご紹介します。
●外的要因タイプ
いじめや転校、親の離婚など、外的な環境変化がきっかけで不登校になるタイプ。
●内的要因タイプ
身体的な成長に心の成長が追いついていかず、他者との円滑なコミュニケーションができないため、強いストレスを感じて不登校になるタイプ。
●発達障害や疾患タイプ
発達障害による、学習障害、ADHD(注意欠陥・多動性障害)など、脳の先天的な障害。
過敏性腸症候群などの疾患で、学校生活を送るのが困難になり、不登校になるタイプ。
●思春期タイプ
思春期の身体の急速な成長により、自律神経やホルモンバランスが乱れ、身体が心の言うことをきかなくなり、不登校になるタイプ。(起立性調節障害など)
●複合型タイプ
様々な要因が絡み合って不登校になるタイプ。
例えば、いじめと発達障害、それらのストレスによる自律神経失調症の誘発など。
大まかではありますが、不登校のタイプにより、当オフィスではお子さんへの介入を変えていきます。
不登校問題の改善は、そのタイプの違いにより、目指す方向性が変わってきます。
以下ではそのアプローチの違いをご紹介します。
●外的要因タイプ
いじめや転校など、環境の変化がきっかけとなっている場合、その変化を乗り越える能力の獲得を支援する。
(例)催眠などによるトラウマの軽減。自己主張の練習。他者との信頼関係の構築。
●内的要因タイプ
実年齢に適応するような精神性を獲得するために、他者とのコミュニケーション能力を向上させるアプローチ。
(例)自分の感情を他者に言語化して伝える練習。家族間のコミュニケーションの見直し。
段階的な自立性の獲得。
●発達障害や疾患タイプ
先天的な障害を治すことは目的とせず、障害のある現状とうまく付き合えるように調整する。
障害により困難になっている分野を、ほかの能力を高めることでカバーする。
(例)発話による感情表現が困難な場合、それに代わる感情伝達手段を向上させる。
障害を抱えていることへの劣等感の緩和。
●思春期タイプ
本人の意思とは関係なく身体が言うことをきかなくなるので、そのストレスに家族が理解を示すことが大切。
思春期を終え、症状が緩和した時のことを視野に入れ、家族の子供への接し方を指導する。
(例)家族の忍耐力の強化。心身のエネルギーの回復を促進する。安全な休憩場所の確保。
●複合型タイプ
複合型は症状が重い場合が多いので、長期的な視点をもって、完治を目指すよりも、なんとか日常が送れる状態を目指す。
不登校問題に対する完璧なマニュアルというものはありませんので、お子さん一人一人の状態に合わせて、アプローチ方法は調整していく必要があります。
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