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〒444-1154 愛知県安城市桜井町咽首187-1
子供が朝起きてから、いざ学校に行こうとすると、突然、「今日は学校に行きたくない」、「今日は休みたい」と言い出したりします。
理由を聞いてもはっきり言わなかったり、「お腹が痛い」と言ってトイレに閉じこもろうとします。
朝起こしてもなかなか起きない。
人が変わったように暴言を吐く。暴れる。
起き上がってもすぐに床でうずくまる。
腹痛や頭痛をよく訴えだす。
トイレに閉じこもって出てこない、などの症状が出始めます。
どうにも学校に行けそうにないので、その日は休ませることにすると、午後からは症状が消えて、ケロッとしていたりします。
平日はこの調子がつづき、休日になると朝から元気でいるということが多いのも特徴です。
ほとんど学校には行けない状態になっている時期。
この時期では、昼頃から起きだして、テレビやネット、ゲームをやり続ける日々が繰り返されます。
親から、ゲームがやれるほど元気なら学校へ行くように言われると、明日は学校に行くと、明るい顔で約束したりする。
しかし次の朝になると、昨日の約束はなかったかのように、学校に行くことを拒む。
(親は裏切られた気分になる)
やがて完全な昼夜逆転の生活に移行することも多い。
親が子供に対して、半ばあきらめ状態になる時期です。
子供は不登校への罪悪感をほとんど見せなくなります。
ゲームや好きな趣味をやらせておけば機嫌がよく、ある意味安定している状態が続く。
学校の話題以外は普通に話すことができるが、学校の話題になると、急にうなだれてコミュニケーションがとれなくなる。
これやの様子を見て、親は我が子が何を考えているのか、ますます分からなくなっていきます。
十分に休んだ子供は、自分から何か行動を始めようとします。
完全に回復しているわけではないので、すぐに疲れてしまいますが、少しずつ活動の幅を広げていく。
3歩すすんで2歩さがるという感じになる。
この段階に子供が移行するということは、子供に対する親の意識も大きく変化しています。
子供を叱るだけではなく、褒めたり認める、結果よりも行動を評価するなどができるようになっているはずです。
不登校問題の経験を通して、親子の精神性が向上しています。
親も子も、いわゆる普通の人生だけを目指すのではなく、子供の個性にあった生き方を家族で尊重できるようになる。
子供は、ありのままの自分でいいのだという自信を取り戻し、以前では乗り越えられなかった問題が、乗り越えられるようになる。
復学や進学、社会生活への復帰を果たす。
不登校問題の各段階の推移には、個人差があります。
数か月で全段階を完了する子供もいれば、何年もかかる子供もいます。
この改善期間の曖昧さが、親の焦りと不安を助長させます。
親が焦って不安になっていると、子供にもそれが移ります。
未来の不確定さを、「きっと何とかなる」と、まず親が受け入れることが、改善を早めるためには重要になってくるでしょう。
当オフィスでは、お子さんだけでなく、親御さんの心の不安を軽減するセラピーも行っています。
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